神林隆道講師の英文論文がPractical Neurology誌に掲載されました
機能性神経障害(Functional Neurological Disorder:FND)の主要症候の一つであるFunctional seizure(機能性発作)において、発作時に観察されるSpO₂(経皮的動脈血酸素飽和度)低下の解釈について検討した論文です。
近年、医療現場のみならずウェアラブルデバイスの普及により、機能性発作中の酸素飽和度低下がしばしば報告され、不要な精査や診断の混乱を招くことがあります。本論文では、実際の症例を提示するとともに、体動、手指の強い屈曲、センサー装着不良、末梢循環低下などによる測定アーチファクトの重要性を整理し、真の低酸素血症との鑑別における注意点を解説しています。さらに、過換気後無呼吸といった生理学的機序の可能性についても考察し、臨床現場での実践的な判断に役立つ知見を提供しています。
Oxygen desaturation in patients with functional seizures: pitfalls for the unwary
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