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第39回大脳基底核研究会(JBAGS)で臨床助手の向井先生が発表しました

 第39回大脳基底核研究会(JBAGS)が、生理学研究所・松本正幸教授のお膝元である犬山市のモンキーセンターで開催され、向井と小林教授が参加しました。Parkinson病やTourette症候群など大脳基底核疾患を専門とする臨床医と、基礎研究の第一線で活躍する研究者が集まる、伝統ある研究会です。

 今回も内容は盛りだくさんでした。除脳ネコで脳幹の様々な部位を刺激した時の姿勢や歩行の変化を探る生理学的研究、前頭前野から線条体や視床への投射が意思決定に果たす役割をDREAD技術を駆使して解明する研究、ジスキネジアの発現機序を動物モデルで調べるトランスレーショナルリサーチ、さらにドパミンの運動や報酬予測に係るメカニズムを探る研究など、知的好奇心を刺激する発表ばかりでした。

 この研究会の大きな魅力は、臨床と基礎の研究者が本気でぶつかり合うことです。日中のセッションに加えて、夜は盃片手の「ナイトセッション」が恒例です。さらにその後にはホテルの部屋に集まって夜更けまで激論する3次会まであります。こうした濃密な交流から、数々の共同研究が生まれてきました。今回、向井はナイトセッションで「moving-ear syndrome」の症例を紹介し、熱い議論が繰り広げられました。

 医学は日々進歩し、細分化・専門化が進んでいます。その分、自分の得意分野や同じ科の仲間と交流しがちです。でもこの研究会では、他科や基礎医学の先生方の講演を聴き、直接議論し、お酒を飲み交わす ― そんな“異文化交流“ができる貴重な場になっています。

 そして来年、第40回のJBAGSは2026年8月8~9日、本学の小林教授が主幹となり箱根で開催予定です。今年に負けないコンテンツとお食事をご用意して、皆様をお待ちしています。ぜひ奮ってご参加ください第39回大脳基底核研究会(JBAGS)が、生理学研究所・松本正幸教授のお膝元である犬山市のモンキーセンターで開催され、向井と小林教授が参加しました。Parkinson病やTourette症候群など大脳基底核疾患を専門とする臨床医と、基礎研究の第一線で活躍する研究者が集まる、伝統ある研究会です。 

 今回も内容は盛りだくさんでした。除脳ネコで脳幹の様々な部位を刺激した時の姿勢や歩行の変化を探る生理学的研究、前頭前野から線条体や視床への投射が意思決定に果たす役割をDREAD技術を駆使して解明する研究、ジスキネジアの発現機序を動物モデルで調べるトランスレーショナルリサーチ、さらにドパミンの運動や報酬予測に係るメカニズムを探る研究など、知的好奇心を刺激する発表ばかりでした。

 この研究会の大きな魅力は、臨床と基礎の研究者が本気でぶつかり合うことです。日中のセッションに加えて、夜は盃片手の「ナイトセッション」が恒例です。さらにその後にはホテルの部屋に集まって夜更けまで激論する3次会まであります。こうした濃密な交流から、数々の共同研究が生まれてきました。今回、向井はナイトセッションで「moving-ear syndrome」の症例を紹介し、熱い議論が繰り広げられました。

 医学は日々進歩し、細分化・専門化が進んでいます。その分、自分の得意分野や同じ科の仲間と交流しがちです。でもこの研究会では、他科や基礎医学の先生方の講演を聴き、直接議論し、お酒を飲み交わす ― そんな“異文化交流“ができる貴重な場になっています。

 そして来年、第40回のJBAGSは2026年8月8~9日、本学の小林教授が主幹となり箱根で開催予定です。今年に負けないコンテンツとお食事をご用意して、皆様をお待ちしています。ぜひ奮ってご参加ください!

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