第29回神経感染症学会総会・学術大会で向井泰司先生が発表しました
第29回神経感染症学会総会・学術大会が長野県松本市で開催され、向井が「水痘・帯状疱疹ウイルスによる中枢神経感染で特徴的な頭部画像所見が得られた2症例」の演題で発表しました。今回の発表ではいずれも水痘・帯状疱疹ウイルスによる神経感染症でありながら、全く異なる頭部画像所見を呈した2症例を報告しました。画像所見の相違を通じて、同じウィルス感染症でも多彩な病態があることが示唆された興味深い症例でした。 学会全体では、神経放射線領域における中枢神経感染症の最新の知見や、EBウイルス慢性感染の観点から再考された多発性硬化症など、多彩なテーマで活発な議論が交わされ、非常に充実した内容でした。
松本滞在中は最高気温16度、最低気温8度と、ひと足早く冬の訪れを感じる気候でしたが、済んだ空気とともに過ごしやすい2日間でした。松本駅周辺は飲食店も多く、地域の味を楽しめる充実した環境で、早くも次の訪問が待ち遠しく感じられました。
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