小林教授がアムステルダムで開催されたAPD summitで講演しました
アムステルダムで開催されたパーキンソン病の研究会にお招きいただき、講演してきました。2泊4日でヨーロッパへ行く強行軍でしたが、欧州の専門家と直接交流できる貴重な機会と考え参加しました。
私の講演は”On the edge of tomorrow: Exploring the role of AI in PD”というタイトルで、運動障害性疾患におけるAI活用の可能性について、最新の研究動向を交えて発表しました。研究会は非常に熱気に満ちており、私の講演にも質問が20近くも寄せられました。
全体として研究会の質が非常に高く、アメリカとはまた異なる、欧州ならではの知的で多様性に富んだ雰囲気があふれていてました。ドイツ・オーストリア系、フランス・イタリア・スペイン系、さらには東欧系など、文化的背景が異なる先生方が、それぞれの視点から議論することで、自然と質の高い議論が生まれる様子は非常に刺激的でした。
滞在中は空港の近くのホテルに缶詰めだったのですが、一晩、アムステルダム市内に足を延ばし、研究会で知り合ったスペイン人の先生と夕食をご一緒しました。この先生は、なぜかバブルの頃の日本車が大好きで、シャンペンゴールドのプレリュードをはじめ、10台近い日本の旧車を所有しているというので驚かされました。私自身もこの時代の日本車には思い入れがあり、話が尽きず、思いがけない楽しいひと時を過ごしました。

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