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AANEMで臨床助手の近藤先生が発表しました

 American Association of Neuromuscular & Electrodiagnostic Medicine(AANEM)は米国の臨床神経生理学の学会で、今年の年次集会はサンフランシスコで開催されました。当科からは園生元教授と近藤が参加し、近藤はポスター発表を行いました。発表演題は’’Abductor sparing”: a new selective involvement in ALS” です。ALSではこれまでsplit phenomena と呼ばれる選択的筋障害がこれまで多数報告されています。本研究では、頚椎症や脳卒中などの錐体路障害群と比較し、ALSでは股関節外転筋が保たれやすいという、新しいALSの特徴を明らかにしました。発表の際には海外の研究者からも多くの質問をいただき、大変貴重な経験となりました

 今回の年次集会はハロウィンと重なったので、10月31日の夜は街中が仮装を楽しむ人々で大変なにぎわいを見せていました。大人でもドラキュラや悪魔といった定番の仮装だけでなく、マリオ、ストリートファイター、ミニオンなど、アニメやゲームのキャラクターに扮した人が多く、自分も学生時代に仮装して渋谷へ繰り出したことを懐かしく思い出しました。ハロウィンでは子どもたちが”trick or treat”と言いながら近所の家々を回るため、各家庭ではこの時期になるとお菓子を準備しておくのが慣例とのことです。しかし、訪れる子どもの数は毎年予想が難しく、今年はお菓子がかなり余ってしまったといった小さな悩みも耳にしました。海外のハロウィンについて話には聞いていましたが、実際にその賑わいや雰囲気を目の当たりにし、地域文化として深く根付いている様子を肌で感じることができました。

  

  

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