第250回日本神経学会関東・甲信越地方会で臨床助手の鈴木郁先生が発表しました
「多発結節影を呈し結核性髄膜炎と鑑別を要した水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)髄膜炎の1例」のタイトルで症例報告しました。本症例はVZVのPCRが陽性で、脳造影MRIで脳表主体に多発結節影を認めました。当初、VZV髄膜炎と結核性髄膜炎の合併が疑われましたが、同結節影を注意深く読影すると、“粒状影”の集簇のようにみえる特徴があり、当院の神経放射線科大場教授より“多発粒状影”はVZV髄膜炎の特徴的な画像所見の一つとして知られていることをご教授頂きました。
本発表を通して非常に有意義な知見を得ることができました。
なお、会場は関東・甲信越地方会で恒例の「砂防会館」で、この歴史ある場で発表や学びの機会を頂き、個人的にも大変貴重な経験になりました。
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